ゴンブローヴィッチ「日記 1953-1969」

旅行することがなによりの趣味であり、もはや生業のひとつとなっているのにもかかわらず、これは自分が一人で旅しはじめてから相変わらずなのだけれど、その旅という個人的体験、いわゆる旅行記なるものを綴ることが未だに面妖でしかたがない。いまだ完成されない過去の旅行の記憶を目の当たりにして、それが自分の肉なり血となっていること、ロゴスという別のフォーマットに、自分の記憶の中にある体験の一コマ一コマを移し替えるという作業の意義を、疑う余地はないのだけれど、それをどう移し替えるか、つまり、言語という形式で書き出す作業はいうまでもなく、それをどのような形で整理し直すか、ということが、この作業の最大の難関の一つなのだ。どこを旅していつどこでなにをみたか、どのような道のりをたどったか、というような記録を残すのは、書き始めはいいとしよう、しかし、段々と面倒になるし、時間が経つにつれて記憶は曖昧になるし、作業自体は正直なところ面倒だ。それにその作業自体はあまりにもありふれている。小生は面倒くさがりの物臭者なのである。 Read More

Masayuki Takayanagi - 1970 - Independence (Tread on Sure Ground)¥folder

今日は朝から実家の向かいの中学校の校庭で野球部が軍隊の教練張りのかけ声をあげていてうるさいどころではない。小生の深い眠りをさました野球部の教練をながめながら、今このCDを聞きながらサクランしつづけている。野球部など小生の眠りを妨げたことによる憤怒など、すでに忘却の彼岸である。 高柳 昌行 - Independence: Tread on Sure Ground - 1970 高柳は60年代から80年代を代表する日本を代表するジャズギタリストだが、実際、小生自身あまりきかなくなって久しい。が、聞き始めるや、かつて小生が二十歳前後によく聞いていた武満徹の60年代から70年代にかけての実験的なオトや大阪の具体の画家たちの一本書きの筆致が脳裏をかすめた。 Read More

IMG_8789

大坂はどこか一本線がぬけているところではない。 ほぼ2年ぶりに道頓堀へ帰還を果たした。夕食後、道頓堀を歩きながら松竹座の建物をみあげ、なかなかおくゆかしき哉、とおもえば、背後で物付きのフランス人観光客がぱしゃぱしゃ写真をとっている。背後を振り返れば、その向かいの建物の軒の上ではなんと見たこともないほど巨大なタコさんがうねうね踊り狂ってる。小生は狼狽するどころではすまないほど唖然としつつも、ついに大坂に帰還した、ここはワルシャワのプラガでも、イスタンブールのバザールでもないわ、と心のなかでまず大坂帰還祝う。 Read More

wordle 2

またワードルWordleで遊んでみた。今度は小生の、ソーシャルブックマーキングサイトdel.icio.usのアカウントを放り込んでみた。 http://www.wordle.net/show/wrdl/1487228/L%C3%BCgenlernen_a_la_Wordle ではではまた自戒。 Read More

ほぼ一ヶ月を過ごしたプラハから一路東スロヴァキアはコシィチェに向かった小生は、スロヴァキアから一路タトラ山脈を越えて、今年なぜかすでに3回目になるクラクフにいる。泊まっているホテルのレセプションののお姉ちゃんに、そんなにクラクフが好きなのと聞かれても、全く、そうなんだわ、ともいえない。にもかかわらず今年3度目。4月、7月そして今回。クラクフは中央ヨーロッパの交通の要所にある。ベルリンとウクライナ、もしくはスロヴァキアの間をそれぞれ移動するとやはりこの街を通ることになる。だからなのだろう。 昨日一日シロンスク地方をさすらってきた。クラクフを昼前にでて、クラクフへと戻って来たのは真夜中近く。帰り夕方も8時前に乗ろうとした列車はなぜか遅れに遅れ、予定の時刻を20分過ぎても現れる気配もなし。構内放送に耳を傾けても、チェコとスロヴァキアで一ヶ月を過ごして後に聞く、あいかわらず早口でイントネーションの高低がほとんどないポーランド語は半分もわからない。 Read More

IMG_1611

生まれながらのノマドなどとあちこちで吹聴しておきながら、すでにベルリン在住まもなく6年半。ベルリンに来てから数年旅行にもいかなくなってしまうぐらい、全く動きがなくなってしまった現状にイライラし始めたのが、ここ2年程で、それ以来、年の2ヶ月ぐらいは長期の旅行にでていたりしている。 実は今日とある事実に気付いて自分でも唖然としてしまった。小生の人生の一つの街の連続在住記録を半年ほど前にとっくに更新してしまっていたのだが、不覚にもそのことにこの半年全く気がついていなかった。あちこちで Read More

一人称の帝王ゴンブローヴィッチ様の日記朗読。 月曜日。おいどん。 火曜日。わし。 水曜日。わて。 木曜日。おどいどん。 金曜日。私。僕。俺。あたい。あちき。わし。おいどん。小生。拙者。手前。朕。臣。まろ。我が輩。わい。わて。ミー。うち。あっし。ぼくちゃん。ぼくちん。余。それがし。ばふちん。みども。わらわ。本官。・・・・・・ 以上の中から日本語の一人称として不適切なものをえらべ。 Read More

オレ。 Read More

おれ。 Read More

おれ。 Read More