カメラのない旅は気楽だと思う。10年以上にわたって写真を全く撮らなかった。その間に世界中それほどでもないけれど、色々いった。足をとめるとような対象があれば、それを穴があくまでみてやろうとする。そして、気がすめばゆく。気がすまなければ、そのままずっと気がすむまでいればいい。カメラがあると、どうもそこまで対象をみてやろうという気がマックスでそのカメラがないときと比べても半分ぐらいなような気がする。それでもいいだろう。カメラの目と小生たち人間の目は根本的に作りが違う。そのカメラの目にゆだねてみるのも一つの方法だろう。でも、小生はそれに我慢がならなかった。我、写真を信ゼズ、と。 Read More

日記4

6年前は写真など全くとっていなかった。高校生の時、もうすでに12年以上前、ひねくれていたほどではすまなかった小生は、かつてそれをつかっていやというほど写真を撮り散らしていたキャノンのFtBをある日突如机の中奥深くにしまいこみ、突如写真を憎悪するようになってしまった。3年前の夏京都の実家に帰ったおりふとしたことから、引き出しから再び取り出すまで。なにがきっかけだったのかは全く覚えていない。 6年前は約2年のブランクをおいて、ひさびさにバックパッカー復帰を果たした年でもあった。ベルリンにやってきて二年目。一年目は旅行どころではなかった。その前の年2002年は、ベルリンと京都と東京を行ったり来たりする生活。東京を離れる決心をして、ベルリンにやってくるもそこでは苦労の連続。住居も定まらず。大学がようやくきまり長期滞在用のヴィザも取得し、ようやくベルリンでの生活が軌道にのりはじめて2年目の2004年の夏は全く晴れ間がでないほど、夏といえないほど天候。そんななか、7月になり突如ドイツ人の親友Sがバルカンにいかないかと誘ってきた。 どこへ? アルバニア。 乗った。 Read More

ブカレスト、2008年4月

Kodographyに更新した昨年4月ブカレストで撮り散らした写真のとある一枚を眺めながら、こういう通りは日本にもあるな、という思いが去来してきた。昔の京都、特に。80年代ごろの。 当時80年代の半ばごろ、まだ当時横浜の郊外のとある団地(とはよばれずにマンションとよばれていたが)街の一棟にすんでいた小生は、母親の帰省につれられ、京都へ休みの間よくきていた。いつも新幹線で京都駅の八条口につくと、そこで祖父に迎えられ、母親の実家のある京都の北区へと車で向かっていた。その時に、京都の狭い道をとりぬけながらよく見た光景が、そのブカレストの写真をみていると、突如としてフラッシュバックしてきた。 Read More

こんな風景の中を乗り降りしていく人もいる。

前回までのあらすじ:グルジアへ出発しようとしたその日の朝、前日にデジカメを忘れたのにようやく気がつくわ、目のまえで踊りだす挙動不審型マイケル様仕様兄貴にでくわすわ、あまりの出来事満載の一日のスタートに期待と不安半分半分の小生。 9月25日8時半ごろ。小生をのせたアルダハン行きの乗り合いタクシーは5、6人ほどの客をのせて、カルスを出発。 Read More