こんな風景の中を乗り降りしていく人もいる。

前回までのあらすじ:グルジアへ出発しようとしたその日の朝、前日にデジカメを忘れたのにようやく気がつくわ、目のまえで踊りだす挙動不審型マイケル様仕様兄貴にでくわすわ、あまりの出来事満載の一日のスタートに期待と不安半分半分の小生。 9月25日8時半ごろ。小生をのせたアルダハン行きの乗り合いタクシーは5、6人ほどの客をのせて、カルスを出発。 Read More

昭和10年の横光利一

ここ数年程ずっと読みたい本のリストにはいっていたのだけれど、最近、岩波文庫緑版の昭和初期文学復刻再刊の流れで装いをあらたに書店に並んでいるのを、今年年始日本に帰っている折に発見、この最近のひきこもりさん生活の中でようやく読了した。 Read More

壁際の廃屋

今日はなぜかインスピレーションは湧かない。 壁際のどこか。ベルリン・ミッテ、21.3.2009 最近やたらめったら更新が続いているのは、当地ベルリンの天気が3月末、極東の我が祖国に於いてならば百花繚乱も間近な日々にもかかわらず、どんぐもりの日々が続いているからで、特にとりたてて用事もないこの季節、ひきこもりを余儀なくされているからである。 Read More

エドゥアルド・リモーノフ 2009

リモーノフ近影 一年程前、4月上旬、ベルリンはローザ・ルクセンブルク広場Rosa-Luxemburg-PlatzのフォルクスビューネVolksbuehneで、Fuck off, Amerika(エドゥアルド・リモーノフEduard Limonowが1979年に書いた自伝Fuck off, Amerika、原題«Это я, Эдичка エタ、ヤー。エジーチカ。»(ロシア語あるいはドイツ語でよみたい強者は次のリンクから作品リストの一番下にあるリンクよりダウンロード可能、ロシア人はこういう事を平気でしおるから信じられん)をもとにフランク・カストルフFrank Castorfが演出)をみたのだが、今日はこの演劇とこの原作者リモーノフにまつわるお話。 Read More

前回までのあらすじ:アニからの帰り道、運転手のチェリルにトビリシ行きのバスの情報をえて、いざグルジアへゆかん。 9月25日早朝。前日アニを尋ねた日の午後ぐらいから急にあやしくなった天気の続きで、この日の朝も空模様がはっきりしない。7時過ぎに起床した小生は、8時前にはすでに、アルダハンという小コーカサス山脈の手前の街へ行くドルムシュ Read More

アルメニア側からみたアニ

前回のあらすじ:クルディスタンから北東アナトリアにあるかつてのアルメニア王国の廃墟であるアニをたずねるべくカルスに到着。 次の日、9月24日早朝8時。ちょうど一階のロービーに降りてきたところに今日のガイド兼運転手のチェリルCelilがやってきて、彼と固い握手をかわす。 Read More

カルス

2008年年9月3日。小生は突如思い立ってイスタンブールへ降り立つ。当初2週間程度の旅のつもりが、予定を大幅に超過して、気づけばトルコに文字通り沈没して3週間は経過。ベルリンへの帰りの飛行機の段取りも付ける気もなく、ついにシリア国境近くのクルディスタンはシャンリウルファまできてしまった。 Read More

アリ・サミ・イェンスタジアム周辺、イスタンブール 2.10.2008

1年前の話の次は、今度は今日で4ヶ月、そして5ヶ月になる話。 ガラタ橋、イスタンブール。3.9.2008 今日から4ヶ月前の2008年10月3日。ちょうど一ヶ月にわたるトルコ/グルジア放浪から深夜シェーネフェルド空港着の飛行機でベルリンに帰ってきた日だ。と同時にそのちょうど一ヶ月前、つまり今日からちょうど五ヶ月前の9月3日未明にベルリン・シェーネフェルド空港からトルコはイスタンブールへと飛び立ったのだった。イスタンブール郊外、アジア側に位置するサビハ・ギョクチェン空港にはその日の早朝到着。その空港からのバスでは睡眠不足のため爆睡とはいわないまでもまどろみながついた先は、ボスポラス海峡に面したアジア側のカディキョイKadiköyのフェリーターミナル。 Read More

モニーコヴァー

最近興味のある作家にリブシェ・モニーコヴァーLibuše Moníkováという人がいる。モニーコヴァーは1945年プラハ生まれで、プラハの春の後、71年にドイツ連邦共和国(西ドイツ)に亡命、当初はカッセルとブレーメンで比較文学の教員を勤めながら、1981年に"Eine Schädigung”(「ある受けた傷」、「あるほころび」、「あるくるい」とでも訳しておこうか)で作家としてデビュー。その後は、西ベルリンに在住し、1998年に死去。1987年にはアルフレード・デーブリン賞、1991年にはシャーミッソ賞を受けている。代表作に「亡き王女のためのパヴァーヌ Pavane für eine verstorbene Infantin」、「ファサード Die Fassade」、「清められた夜 Verklärte Nacht」などがある。 Read More

最近ブログ二つと写真サイト、それからメモ帳代わりのブログを合計4つ運営するようになったので、ここ一年で近頃はやりのライフストリーミングを自分でカスタマイズして、3つのサイトを見通しよくしようと、サーバーにアップロードして、設定を色々いじっていたらいきなりクラッシュ。にっちもそっちもいかなくなり、Wordpressを再アップロードしても、エラー表示がでるばかりで、そのうち書いた記事にもアクセスできなくなるしまつ。結局、サーバーにあるデータバンクをリロードして、またWordpressをアップロードしようとしたら、なんととったはずのバックアップがどこにもない。。。 というわけで、これまで書いてきた記事、写真など全部が消えてしまうという惨劇。始めて半年でそれほど記事を投稿していなかったのが、まだ救い。そんなわけで、気持ちをあらたにまたぼちぼち始めることにいたします。ああ、しんどー。 Read More